VPN Client を起動してロギングを有効にすると、そのセッション用の空のログ ファイルが新規作成されます。このログには、クライアントとピア間の接続に関わるあらゆるプロセスからのイベント メッセージが収集されます。ネットワーク管理者が、VPN Client と同位(ピア)の装置との間の IPSec 接続に関する問題を診断する際に、イベント ログが役立ちます。 セッション中は、[ログ] タブおよび [ログウィンドウ] からこのログを表示できます。 テキスト エディタを使って保存されたログ ファイルを表示することもできます。ここでは、このログを使用してこの情報を取り出し、管理する方法を説明します。
ログを有効または無効にしても、ログ ファイルからイベントは消去されません。 ログの情報の流れを制御する手順は、次のとおりです。 ログ フィルタリングの設定を変更すると、収集される情報量を制御することもできます。
スクロール可能な [ログウィンドウ] を使用すると、ログ ファイル全体を表示できます。
[ログウィンドウ] が画面に表示されます。デフォルトではフィルタが [低] に設定されているために、このウィンドウにイベントが何も表示されない場合があります(「イベントのフィルタリング」を参照)。
ログ ファイル内の各メッセージは、2 行以上で構成され、次のフィールドが含まれています。
Event# Time Date Severity/type/level EventClass/MessageIDMessage text
表 7-1 は、イベント メッセージ中の各フィールドについて説明しています。表 7-2 は、イベントのタイプと重大度レベルについて説明しています。
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レベル 4 は、最も全般的なタイプ(ハイレベル)の通知情報を提示します。レベル 5 と 6 は、接続についての詳細な通知情報を提示します。 |
変更するログごとに、下向き矢印をクリックし、[ログ設定] ダイアログボックスに表示される次のオプションのいずれかを選択します。
[低]:最少量の通知情報を提供します。重大度レベル 1 〜 3(すべての障害と警告)が含まれます。すべてのクラスのデフォルト値です。
[中]:重大度レベル 1 〜 4 が含まれます。[低] オプションを選択した場合に表示されるすべての通知情報に加えて、最初のレベルの通知イベント(接続についての一般的な情報)を提供します。最初のレベルの通知イベントはレベル 4 であり、イベント表示に Info/4 と示されることに留意してください。
[高]:レベル 1 〜 6 が含まれます。したがって、上記にさらに 2 つのレベルの通知イベント(Info/5 と Info/6)が追加されます。この設定値は、システム上ですべてのアプリケーションのパフォーマンスを低下させる可能性があります。このため、この設定値を使用するのは、ネットワーク管理者、またはサポート技術員の要請がある場合だけにしてください。
表 7-3 は、イベントを生成するクラス(モジュール)について説明しています。
ログ フィルタのレベルを変更した場合、その変更は [ログウィンドウ] と [ログ] タブの両方に表示されているイベントに対して直ちに反映されますが、この変更によって [ログ] タブに表示されたイベントが消去されても、ログ ファイルのイベントは消去されません。
ログ ファイルで文字列を検索できます。 [ログ] メニューから [ログの検索] を選択してください。 そうすると、検索する文字列を入力するダイアログボックスが表示されます。
この検索文字列では、大文字小文字は区別されず、ワイルドカードは使用できません。 検索対象の用語は [ログ] タブでのみ強調表示され、[ログウィンドウ] では強調表示されません。これは [ログ] タブがアクティブでない場合も同様です。
ハード ドライブ上のログ ファイルに現在表示されているイベントを保存する手順は、次のとおりです。
[ログ] メニューを表示して [保存] を選択するか、[ログウィンドウ] で [保存] をクリックします。
VPN Client のインストール ディレクトリにイベントの情報が保存されます。デフォルトでは、インストール ディレクトリのパス名は Program Files\Cisco Systems VPN Client\VPN Client\Logs です。 デフォルトのファイル名は、「LOG」の後にログ ファイルの作成日時(24 時間形式)が付いた形になります。たとえば、LOG-yyyy-MM-dd-hh-mm-ss.txt のようになります。この新しい形式は、日付と時刻の表記に関する ISO 8601 拡張仕様に準拠しており、ローカリゼーションの問題を回避できます。
新しいログ ファイル名は、日付順に表示しますが、Log_YYYY_MM_DD_hh_mm_ss のフォーマットなので、英数字順にもなります。 これにより、GUI によって生成されたログ ファイルのみを列挙できます。
注 現在のログの内容を別のディレクトリおよびファイル名に保存することはできますが、デフォルトのログ ディレクトリとファイル名は変更できません。
ファイル名を入力した後、[保存] または [キャンセル] をクリックします。
[ログウィンドウ] と [ログ] タブに現在表示されているイベントをすべて消去するには、次のいずれかを実行します。
ログ表示を消去しても、イベント番号はリセットされず、ログ ファイルそのものも消去されません。
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