VPN Client では、ユーザのコンピュータが接続されているネットワークを使用して、自動的に VPN 接続を開始できます。この機能は、自動開始と呼ばれ、オンサイト Wireless LAN(WLAN)に使用されています。この自動開始を使用すると、ユーザは、VPN により WLAN が保護された従来の有線ネットワークと同様に作業できます。このような環境は WLAN としても知られています。
オンサイト WLAN VPN は、リモート アクセス VPN に似ています。オンサイト ワイヤレス VPN 環境では、企業の管理者はワイヤレス 802.11x ネットワークを企業施設に展開し、これらのネットワークで VPN を使用してネットワーク リンクのワイヤレス部分を保護します。この場合、VPN のない WLAN 上にある PC では、ネットワーク リソースにアクセスできません。VPN が存在する場合は、有線 Ethernet 接続を使用する場合と同様にアクセスできます。
ユーザの接続プロファイルでは、ネットワーク管理者は 64 までの一致するネットワーク(アドレスとサブネット マスク)、および対応する接続プロファイル(.pcf ファイル)を設定できます。 VPN Client では、ユーザの PC のネットワーク アドレスが自動開始ネットワーク リストのアドレスとサブネット マスクのペアの 1 つと一致していることがわかると、ネットワーク管理者がそのプロファイルを自動開始許可(デフォルト)または禁止のどちらに設定したかが確認されます。 自動開始が許可されていると、そのネットワークの一致するプロファイルを使用して自動的に VPN 接続が確立されます。
自動開始は、主にオンサイト WLAN アプリケーション用になっている場合、特定のネットワークが存在していれば、どのような状況でも使用できます。たとえば、自宅で仕事をしている場合、自宅のネットワークに接続しているときに、ネットワークが無線 LAN であろうと有線 LAN であろうと、いつでも VPN のエントリを作成して会社の PC から自動的に起動できます。
VPN Client では、接続が自動開始された日時と、自動開始された接続の進捗情報も表示されます。ユーザは、自動開始を一時停止、再開、切断、または無効にできます。接続を解除したり、接続が失敗したりすると、設定されたリトライ間隔に従って自動開始が自動的に再試行されます。VPN Client の [オプション] メニューから自動開始を無効にしたり、接続試行の間隔を変更したりできます。
接続を確立した後にシステム トレイの黄色い錠のアイコンを右クリックし、表示されるメニューから [自動開始を有効にする] を選択します。
自動開始を有効にするかどうかを確認し、再試行間隔(分)を指定するように求めるダイアログボックスが表示されます。
チェック ボックスにチェックマークを付けて、自動開始を有効にし、再試行間隔を 1 〜 10 分の間で指定します。 自動開始を有効にすると、接続が閉じられたり、切断されたりした場合、指定した間隔をおいて自動的に再接続が試みられます。これは VPN Client を終了するか、自動開始を無効にしたり一時停止したりするまで続けられます。
通常、無線システム(一般的に、ラップトップ)を起動すると、接続は自動的に開始されます。VPN Client のメイン ダイアログは表示されません。 接続の進行に伴い、一連の画面が表示されます。
認証情報を入力すると、すぐに接続が開始されます。同時に、システム トレイに黄色のロックされた錠のアイコンが表示され、接続が開始されたことを示します。
ネットワーク管理者がバナーを定義している場合は、そのバナーも表示されます。
接続の再試行をキャンセルするには、ツールバーの [接続のキャンセル] をクリックします。 接続の再試行をキャンセルするときには、確認を求めるメッセージが表示されます。
接続の再試行をキャンセルする場合は、[いいえ] をクリックします。 [ログ] タブまたは [ログウィンドウ] に [Connection canceled] というイベント ログ メッセージが表示されます。
自動開始を一時停止するには、システム トレイの黄色の錠のアイコンを右クリックし、表示されるメニューから [自動開始の一時停止] を選択します。 イベント ログに、「Auto-initation has been suspended」というメッセージが表示されます。一時停止すると、システム トレイにロックが解除された黄色の錠のアイコンが表示されます。
自動開始を一時停止後に再開するには、黄色の錠のアイコンを右クリックし、メニューから [自動開始のレジューム] を選択します。
自動開始が再開されます。これが、自動開始中の最も単純な流れです。実行するさまざまな操作によって、メッセージが表示されたり、システム トレイのアイコンの色が変化したり、選択項目が異なったりします。以降では、これらの状況に応じて異なる項目について説明します。
セッションの接続を解除するには、システム トレイにある錠のアイコンをダブルクリックして [接続解除] ボタンをクリックするか、錠のアイコンを右クリックして、表示されるメニューから [接続解除] をクリックします(標準の方法)。次のメッセージが表示されます。
自動開始を一時停止するには、[はい] をクリックします。自動開始は、次に再開されるか、無効に設定されるか、ログオフされるまで一時停止します。
[いいえ] をクリックすると、自動開始はそのまま有効になり、設定されている再試行間隔(たとえば、毎分)で自動的に再試行されます。
自動開始が一時停止されているときには、次のような VPN Client のオプションを変更できます。
自動開始を完全に無効にするには、[オプション] メニューで次の手順を実行します。
[有効] チェック ボックスのチェックマークを外し、[OK] をクリックします。ログに「Auto-initiation has been disabled」というメッセージが表示され、自動開始が終了します。
注 [有効] チェック ボックスのチェックマークを外しても、[VPN の自動開始] オプションは [オプション] メニューから削除されません。このオプションは、ネットワーク管理者がこの機能を設定している限り、常にメニューに表示されます。
自動開始を一時停止中に無効に設定する手順は、次のとおりです。
[スタート] > [プログラム] > [Cisco Systems VPN Client] メニューの順に選択し、VPN Client を起動します。
[有効] チェック ボックスにチェックマークを付け、再試行間隔を設定し、[OK] をクリックします。自動開始が有効になったことがログに表示されます。VPN Client のダイアログを閉じます。 [認証] ウィンドウが表示されます。
自動開始の試行が失敗した場合、ダイヤル状況を示すダイアログに警告メッセージが表示されます。
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