VPN Client は Cisco VPN サーバと連携して、ユーザのコンピュータとプライベート ネットワーク間に、トンネルと呼ばれるセキュア接続を確立します。VPN Client は、Internet Key Exchange(IKE)、および Internet Protocol Security(IPSec)のトンネリング プロトコルを使用してセキュア接続を確立し、その管理を行います。この接続は、次のような手順で確立されます。
たとえば、リモート PC を使用して会社の E メールを読むときには、インターネットに接続してから VPN Client を起動すると、インターネット経由で会社のプライベート ネットワークとのセキュア接続が確立されます。E メールを開くときには、Cisco VPN サーバにより、IPSec を使用して E メール メッセージが暗号化されます。次に、メッセージは、トンネル経由で VPN Client に送信され、リモート PC 上で読めるように復号化されます。その E メール メッセージに返信する場合、メッセージは、VPN Client により IPSec を使用して処理され、Cisco VPN サーバ経由でプライベート ネットワークに戻されます。
VPN Client では、次のテクノロジーを使用してインターネットに接続できます。
POTS(Plain Old Telephone Service; 一般電話サービス):ダイヤルアップ モデムを使用して接続します。
ISDN(Integrated Services Digital Network; サービス統合デジタル ネットワーク):ダイヤルアップ モデムを使用して接続します。
DSL(Digital Subscriber Line; デジタル加入者回線):常時接続された DSL モデムを使用します。
VPN Client は、LAN に直接接続されている PC 上でも使用できます。
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